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ひじ・手・腕の症状(痛み・しびれ・違和感)

以下のような症状・病気にお悩みの方はご相談ください

症状

ひじ・手・腕の症状(痛み・しびれ・違和感)

  • 腕の痛みやしびれ
  • 肘の痛み
  • 肘の引っ掛かり
  • 手首・指の痛みや腫れなど

病気

テニス肘、ゴルフ肘、野球肘、肘部管症候群、手根管症候群、つき指、ばね指、ヘバーデン結節、狭窄性腱鞘炎、関節リウマチなどのひじ・腕・手の病気が挙げられます。

 

では、もう少し少し詳しく見ていきましょう

 

テニス肘

テニス肘は、肘の外側の骨の周囲にある筋肉や腱が過度な使用や損傷によって炎症を起こし、痛みや腫れが生じる状態を指します。

テニス肘の正式な名称は、外側上顆炎(がいそうじょうかえん)です。

テニス肘は、以下のような要因が原因で起こります。

  1. 過度な使用: 肘関節を過度に使うことで、筋肉や腱に過度な負荷がかかり、微細な損傷が生じ、炎症が起こることがあります。
  2. 急激な負荷: 肘関節に急激な負荷がかかることで、筋肉や腱に微細な損傷が生じ、炎症が起こることがあります。

テニス肘の症状は、以下の通りです。

  1. 痛み: 肘の外側に痛みが生じます。特に、物を握る、持ち上げる、または手首を動かす時に痛みが強くなることがあります。
  2. 弱さ: 肘の筋力が弱くなります。
  3. 腫れ: 肘の周囲が腫れます。

 

ゴルフ肘

ゴルフ肘は、肘の内側の骨の周囲にある筋肉や腱が過度な使用や損傷によって炎症を起こし、痛みや腫れが生じる状態を指します。

ゴルフ肘の正式な名称は、内側上顆炎(ないそうじょうかえん)です。

ゴルフ肘は、以下のような要因が原因で起こります。

  1. 過度な使用: 肘関節を過度に使うことで、筋肉や腱に過度な負荷がかかり、微細な損傷が生じ、炎症が起こることがあります。
  2. 急激な負荷: 肘関節に急激な負荷がかかることで、筋肉や腱に微細な損傷が生じ、炎症が起こることがあります。

ゴルフ肘の症状は、以下の通りです。

  1. 痛み: 肘の内側に痛みが生じます。特に、物を握る、持ち上げる、または手首を動かす時に痛みが強くなることがあります。
  2. 弱さ: 肘の筋力が弱くなります。
  3. 腫れ: 肘の周囲が腫れます。

 

野球肘

野球肘は、野球選手やテニス選手など、肘関節を頻繁に使うスポーツ選手が患うことが多い肘関節の障害です。具体的には、肘の内側や外側の腱、靱帯、筋肉に損傷が起こることで、肘の痛み、腫れ、筋力の低下などの症状が生じる状態を指します。

野球肘は、以下のような要因が原因で起こります。

  1. 過度な使用: 肘関節を頻繁に、また過度に使うことで、筋肉や腱、靱帯に過度な負荷がかかり、微細な損傷が生じ、炎症が起こることがあります。
  2. 不適切なフォーム: 野球の投球、テニスのスイングなど、不適切なフォームで運動を行うことで、筋肉や腱、靱帯に過度な負荷がかかり、損傷が生じることがあります。

野球肘の症状は、以下の通りです。

  1. 痛み: 肘の内側や外側に痛みが生じます。特に、投球やスイング時に痛みが強くなることがあります。
  2. 腫れ: 肘の周囲が腫れます。
  3. 弱さ: 肘の筋力が弱くなります。
  4. 関節の可動域の制限: 肘の関節の可動域が制限されることがあります。

 

肘部管症候群

肘部管症候群は、肘の内側に走る尺神経が圧迫され、炎症を起こすことで、手や指に痺れや痛みが生じる状態を指します。

尺神経は、腕から手にかけての筋肉や皮膚の感覚をつかさどる神経の1つです。肘部管症候群では、この尺神経が肘の内側である肘部管に入る部分で圧迫され、炎症を起こします。

肘部管症候群は、以下のような要因が原因で起こります。

  1. 過度な使用: 肘関節を頻繁に、また過度に使うことで、尺神経に過度な負荷がかかり、圧迫され、炎症が起こることがあります。
  2. 急激な負荷: 肘関節に急激な負荷がかかることで、尺神経に圧迫がかかり、炎症が起こることがあります。
  3. 腫瘍や腱鞘膿瘍などの腫瘤: 肘の周囲に腫瘤ができることで、尺神経に圧迫がかかり、炎症が起こることがあります。

肘部管症候群の症状は、以下の通りです。

  1. 痛み: 肘の内側や前腕、手の小指側に痛みが生じます。
  2. 痺れ: 手の小指側に痺れが生じます。
  3. 筋力の低下: 手の小指側の筋力が低下します。

 

手根管症候群

手根管症候群は、手のひら側にある手根管という組織の中を通る正中神経が圧迫され、炎症を起こすことで、手や指に痺れや痛みが生じる状態を指します。

正中神経は、腕から手にかけての筋肉や皮膚の感覚をつかさどる神経の1つです。手根管症候群では、この正中神経が手のひら側の手根管の中で圧迫され、炎症を起こします。

手根管症候群は、以下のような要因が原因で起こります。

  1. 過度な使用: 手首を頻繁に、また過度に使うことで、正中神経に過度な負荷がかかり、圧迫され、炎症が起こることがあります。
  2. 腫瘍や腱鞘膿瘍などの腫瘤: 手首の周囲に腫瘤ができることで、正中神経に圧迫がかかり、炎症が起こることがあります。
  3. 手首の骨折や脱臼: 手首の骨折や脱臼によって、手根管の形状が変わり、正中神経に圧迫がかかり、炎症が起こることがあります。

手根管症候群の症状は、以下の通りです。

  1. 痛み: 手首や手のひら、指に痛みが生じます。
  2. 痺れ: 手のひらや指に痺れが生じます。
  3. 筋力の低下: 手の筋力が低下します。

 

つき指

つき指(トリガーフィンガー)は、指の腱が腱鞘内で摩擦が高まることによって、スムーズに動かなくなる状態を指します。具体的には、指の屈曲時に腱鞘の狭窄部分を通過する際に、腱と腱鞘との間に摩擦が高まり、指が曲がった状態で固定され、突然弾き出される動作が起こります。

つき指の原因は以下の通りです。

  1. 過度な使用: 頻繁に指を使う動作を続けることで、腱と腱鞘との間に摩擦が高まり、炎症が起こることがあります。
  2. 年齢: 加齢により腱や腱鞘が硬くなることで、摩擦が高まり、炎症が起こることがあります。
  3. 体質: レイノー現象やリウマチなどの疾患を持っている人は、つき指になりやすい傾向にあります。

つき指の症状は以下の通りです。

  1. 痛み: 指の付け根に痛みが生じます。
  2. 固定感: 指が曲がった状態で固定される感じがします。
  3. 弾き出される動作: 指を曲げた状態から急に伸ばすと、指が突然弾き出される動作が起こります。

 

ばね指

ばね指(スナップフィンガー)は、指の腱が正常に動かなくなることによって、指を屈曲しにくくなり、また屈曲した指が急に弾ける動作をする状態を指します。具体的には、指の腱鞘が炎症を起こし、腱の動きが妨げられ、指を曲げると痛みが生じ、また、一定以上曲げると急に弾ける動作が起こります。

ばね指の原因は以下の通りです。

  1. 過度な使用: 頻繁に指を使う動作を続けることで、腱鞘に炎症が起こり、腱の動きが妨げられることがあります。
  2. 年齢: 加齢により、腱鞘の耐久性が低下し、炎症が起こりやすくなることがあります。
  3. 体質: 糖尿病やリウマチなどの持病がある人は、ばね指になりやすい傾向にあります。

ばね指の症状は以下の通りです。

  1. 痛み: 指の付け根に痛みが生じます。
  2. しこり: 指の付け根にしこりを感じることがあります。
  3. 弾ける動作: 指を曲げると急に弾ける動作が起こります。

 

ヘバーデン結節

ヘバーデン結節は、指の最も末端の関節、つまり指先の関節周辺に硬いしこりができる症状を指します。ヘバーデン結節は、一般的に関節の変形性骨関節症の一症状として考えられています。

関節の変形性骨関節症は、関節の軟骨がすり減り、骨同士が直接接触し、摩擦が高まることで、炎症や痛み、関節の変形が起こります。ヘバーデン結節は、この変形性骨関節症が指の末端の関節に進行した場合に、関節の周囲に骨が増生し、硬いしこりを感じる症状が起こります。

ヘバーデン結節の原因は以下の通りです。

  1. 加齢: 年齢とともに関節の軟骨がすり減るため、加齢はヘバーデン結節のリスクを高めます。
  2. 性別: 女性は男性よりもヘバーデン結節になりやすいとされています。
  3. 遺伝: 家族にヘバーデン結節の既往がある場合、自身もなりやすい傾向にあります。

ヘバーデン結節の症状は以下の通りです。

  1. 痛み: 指の末端の関節に痛みが生じます。
  2. しこり: 指の末端の関節に硬いしこりを感じます。
  3. 機能障害: 指の動きが制限され、日常生活に支障をきたすことがあります。

 

狭窄性腱鞘炎

狭窄性腱鞘炎は、指の腱が通る腱鞘の内部が炎症を起こし、腱がスムーズに動かなくなる状態を指します。具体的には、指の腱鞘が炎症を起こすことで、腱鞘の内部が腫れ、腱の動きを妨げ、指の屈曲・伸展時に痛みが生じます。

狭窄性腱鞘炎の原因は以下の通りです。

  1. 過度な使用: 頻繁に指を使う動作を続けることで、腱鞘に炎症が起こり、腱の動きが妨げられることがあります。
  2. 構造的な要因: 手の構造的な特徴、例えば腱鞘の狭窄や腱の太さなどが、狭窄性腱鞘炎のリスクを高めることがあります。

狭窄性腱鞘炎の症状は以下の通りです。

  1. 痛み: 指の付け根に痛みが生じ、特に指を動かすと痛みが強まります。
  2. 腫れ: 指の付け根が腫れます。
  3. 強直感: 指の動きが制限され、強直感を覚えることがあります。

 

関節リウマチ

関節リウマチは、自分自身の免疫系が誤って関節の組織を攻撃し、関節の炎症と変形を引き起こす、慢性的な自己免疫疾患です。関節リウマチは、主に手や足の関節を侵すことが多いですが、他の関節も侵される可能性があります。

関節リウマチの原因は以下の通りです。

  1. 自己免疫反応: 自分自身の免疫系が誤って関節の組織を攻撃することで、関節に炎症が起こります。
  2. 遺伝的要因: 関節リウマチに関連する遺伝子を持っていることが、関節リウマチのリスクを高めます。
  3. 環境的要因: 喫煙や肥満、感染症などの環境的な要因が、関節リウマチのリスクを高めることがあります。

関節リウマチの症状は以下の通りです。

  1. 痛み: 関節の周囲に痛みが生じ、特に朝に痛みが強まります。
  2. 腫れ: 関節が腫れ、赤くなります。
  3. 強直感: 関節の動きが制限され、強直感を覚えます。
  4. 疲労感: 全身の疲労感が強まります。

 

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