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ひざ・足の症状(痛み・しびれ・違和感)

以下のような症状・病気にお悩みの方はご相談ください

症状

ひざ・足の症状(痛み・しびれ・違和感)

  • ひざの痛み
  • ひざに水がたまる
  • ひざが曲がらない
  • 正座ができない
  • 足がつる
  • ひざの不安定感
  • 足首の痛み
  • 足首の腫れ
  • 足のしびれ
  • 足の指の痛みなど

病気

変形性膝関節症、膝靱帯損傷、半月板損傷、外反母趾、扁平足、アキレス腱周囲炎、足底筋膜炎、関節リウマチ、痛風などのひざ・足の病気が挙げられます。

 

では、もう少し少し詳しく見ていきましょう

 

変形性膝関節症

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り、骨が変形することで引き起こされる疾患です。

通常、関節は、骨の表面を覆う軟骨によって保護され、スムーズに動くことができます。しかし、変形性膝関節症の場合、軟骨がすり減り、その結果、骨同士が直接触れ合うことで、痛みや腫れ、動きづらさなどの症状が現れます。

また、関節の構造が変わることで、関節の安定性が失われ、歩行時に膝が「ガクガク」するなどの症状が出ることもあります。

変形性膝関節症は、高齢者に多く見られる疾患ですが、若い世代でも、過重な負荷がかかったり、怪我をしたりしたことが原因で発症することがあります。

 

膝靱帯損傷

膝靱帯損傷は、膝の靭帯(じんたい)が伸びすぎたり、裂けたりした状態を指します。

膝関節は、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)が結合した部分で、前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯という4つの主要な靭帯によって、骨同士が適切な位置に保たれています。

これらの靭帯は、膝関節が過度に動くことを防ぐ役割を果たしていますが、強い衝撃を受けたり、過度に捻じれたりした際に、損傷を受けることがあります。

膝靭帯損傷の程度は、以下の3段階に分類されます。

  1. 1度損傷(軽度損傷): 靭帯が伸びただけで、繊維は裂けていない状態。痛みや腫れはあるものの、動きに大きな支障はない。

  2. 2度損傷(中等度損傷): 靭帯の一部が裂けた状態。痛みや腫れが強く、動きに支障が出る。

  3. 3度損傷(重度損傷): 靭帯が完全に裂けた状態。関節の安定性が失われ、歩行が困難になる。

 

半月板損傷

半月板損傷は、膝関節に存在する半月板と呼ばれる軟骨が損傷した状態を指します。

半月板は、膝関節の内側と外側に存在し、C字型をしています。半月板の主な役割は、膝関節にかかる衝撃を分散させること、膝の安定性を高めること、関節の動きをスムーズにすること、などです。

半月板損傷は、通常、膝に強い衝撃が加わったり、過度に捻じれたりしたことが原因で起こります。スポーツ中の怪我や、転倒、事故などが原因で発症することが多いです。

半月板損傷の症状は、損傷の程度や位置によって異なりますが、一般的な症状は以下の通りです。

  1. 痛み: 損傷した側の膝に痛みが現れる。
  2. 腫れ: 膝が腫れ上がる。
  3. 関節の動きに制限が出る: 膝を曲げ伸ばしすることが困難になる。
  4. 異常な音: 膝を動かす際に、ポキポキとした音や、ゴリゴリとした音がする。

半月板損傷の診断は、症状からの観察や、MRI、関節鏡検査などで行われます。

 

外反母趾

外反母趾(がいはんぼし)は、足の親指の付け根の関節が外側に突き出てしまう病気です。

通常、足の親指は、他の足の指と同じ方向を向いていますが、外反母趾の場合、親指の付け根の関節が外側に突き出し、親指が他の足の指に向かって曲がってしまいます。

外反母趾の原因は、以下のような要因が考えられます。

  1. 年齢: 高齢になることで、足の筋力や関節の柔軟性が失われることが、外反母趾の原因となることがあります。

  2. 遺伝: 家族に外反母趾の人が多い場合、遺伝的な要因が関係している可能性があります。

  3. 靴: 狭い靴やハイヒールを履くことで、親指に過度な圧力がかかり、外反母趾を引き起こすことがあります。

外反母趾の症状は、以下の通りです。

  1. 痛み: 親指の付け根の関節に痛みが現れる。
  2. 腫れ: 親指の付け根の関節が腫れる。
  3. 硬直: 親指の付け根の関節が硬くなり、動かしにくくなる。
  4. 親指の形状変化: 親指の付け根の関節が突き出し、親指が他の指に向かって曲がってしまう。

 

扁平足

扁平足は、通常、足裏に存在するアーチ(足裏のくぼみ)が、ほとんどないか、完全になくなってしまった状態を指します。

正常な足裏は、土踏まず(内側のアーチ)、外側のアーチ、横アーチという3つのアーチを持っています。これらのアーチが適切に機能していることで、歩行時に体重を分散させ、衝撃を吸収する役割を果たしています。

しかし、扁平足の場合、これらのアーチが十分に機能せず、足裏全体が地面についてしまいます。これにより、歩行時の衝撃を適切に吸収できず、足や膝、腰に負担がかかることがあります。

扁平足の原因は、以下のような要因が考えられます。

  1. 遺伝: 家族に扁平足の人が多い場合、遺伝的な要因が関係している可能性があります。
  2. 年齢: 年齢を重ねることで、足裏の筋力が衰え、アーチが低下することがあります。
  3. 肥満: 体重が増加することで、足裏に過度な負担がかかり、アーチが崩れることがあります。
  4. 足の怪我: 足の怪我により、アーチを支える筋肉や靱帯が損傷を受け、扁平足を引き起こすことがあります。

扁平足の症状は、以下の通りです。

  1. 疲れやすい: 歩行時に、足が疲れやすくなる。
  2. 痛み: 足裏や膝、腰に痛みが現れる。
  3. 足裏の変形: 足裏のアーチが低下し、足裏全体が地面についてしまう。

 

アキレス腱周囲炎

アキレス腱周囲炎は、アキレス腱とその周囲の組織に炎症が起こった状態を指します。

アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋と腓腸筋)が、かかとの骨(踵骨)につながる部分です。アキレス腱の主な役割は、足首の動きをコントロールすることです。

アキレス腱周囲炎は、以下のような要因が原因で起こります。

  1. 過度な運動: アキレス腱に過度な負荷がかかるスポーツや運動を行うことで、アキレス腱に微細な損傷が生じ、炎症が起こることがあります。
  2. 不適切な靴: アキレス腱に適切なサポートを提供できない靴を履くことで、アキレス腱に過度な負荷がかかり、炎症が起こることがあります。
  3. 足の形状の異常: 扁平足や外反母趾など、足の形状の異常がある場合、アキレス腱に過度な負荷がかかり、炎症が起こることがあります。

アキレス腱周囲炎の症状は、以下の通りです。

  1. 痛み: アキレス腱の付け根やその周辺に、痛みが現れます。
  2. 腫れ: アキレス腱の付け根やその周辺が、腫れます。
  3. 硬直: アキレス腱の付け根やその周辺が、硬くなります。

 

足底筋膜炎

足底筋膜炎は、足の底面に存在する筋膜(ひも状の組織)に炎症が起こった状態を指します。

足底筋膜は、かかとの骨(踵骨)から、足の指の付け根まで広がっている筋膜です。足底筋膜の主な役割は、歩行時に体重を支え、足裏のアーチを維持することです。

足底筋膜炎は、以下のような要因が原因で起こります。

  1. 過度な運動: 走ったり、ジャンプしたりすることで、足底筋膜に過度な負荷がかかり、微細な損傷が生じ、炎症が起こることがあります。
  2. 体重の増加: 体重が増加することで、足底筋膜に過度な負荷がかかり、炎症が起こることがあります。
  3. 足の形状の異常: 扁平足や外反母趾など、足の形状の異常がある場合、足底筋膜に過度な負荷がかかり、炎症が起こることがあります。
  4. 靴の不適切: 足底筋膜に適切なサポートを提供できない靴を履くことで、足底筋膜に過度な負荷がかかり、炎症が起こることがあります。

足底筋膜炎の症状は、以下の通りです。

  1. 痛み: 起立や歩行時、特に朝起きた時に、かかとに痛みが現れます。
  2. 腫れ: 足の底面が腫れます。
  3. 硬直: 足の底面が硬くなり、歩行時に不快感を感じます。

 

関節リウマチ

関節リウマチ、またはリウマチ性関節炎は、免疫系の異常によって関節の膜(関節包)に炎症が生じ、関節が腫れ、痛み、硬直を感じる慢性的な病気です。

通常、免疫系は体を外部からの感染などに対して守りますが、関節リウマチの場合、免疫系が異常に活性化され、自分の体を攻撃するようになります。その結果、関節の膜に炎症が起こり、関節が腫れ、痛み、硬直を感じるようになります。

関節リウマチは、特に手や足の関節に影響を与えることが多いですが、他の関節にも影響を与えることがあります。

関節リウマチの原因は、遺伝的な要因や感染、ストレス、喫煙などが関連していると考えられていますが、完全には解明されていません。

関節リウマチの症状は、以下の通りです。

  1. 痛み: 関節が痛む。
  2. 腫れ: 関節が腫れる。
  3. 硬直: 関節が硬直し、動かしにくくなる。特に朝、起きた時に硬直が強くなることが多いです。
  4. 疲労感: 慢性的な疲労感を感じる。
  5. 発熱: 微熱を感じる。

 

痛風

痛風は、尿酸の過剰な蓄積が関節に結晶として沈着し、急性の関節炎を引き起こす病気です。

尿酸は、体内で細胞の老廃物を分解する際に生成される物質です。通常、尿酸は血液に溶けて腎臓を通じて尿として排出されます。しかし、尿酸の生成が過剰であったり、尿酸の排出が不十分であると、尿酸が血液中に蓄積し、結晶として関節や組織に沈着する可能性があります。

これが痛風の原因となります。尿酸結晶が関節に沈着すると、免疫系がこれを異物として認識し、関節炎を引き起こします。

痛風の発作は、以下のような特徴を持っています。

  1. 急な発症: 痛風の発作は、急に始まります。特に夜間に発作が起こることが多いです。
  2. 強い痛み: 痛風の発作時には、関節に強い痛みが現れます。
  3. 赤く腫れた関節: 痛風の発作時には、関節が赤く、腫れます。
  4. 限局性の症状: 痛風の発作は、通常、一つの関節に限局して起こります。特に足の親指の関節に発作が起こることが多いです。
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