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リハビリテーション室

当院は大型のリハビリ専用室、多くの設備、専門の職員を備えています。
これらのリソースを合わせて、利用者の皆さまの日常生活動作の向上を助け、より豊かでイキイキとした生活を送れるよう、
気持ちに寄り添ったリハビリを提供いたします。

◆リハビリ室全景◆

清潔感のある、落ち着いた環境をご用意できるよう努めています。

◆リハビリスタッフ◆

現在理学療法士4名、作業療法士1名が在籍しており、

病院、訪問、介護領域と様々な経験を積んだ専門職が、患者様に合わせたリハビリをご提案しております。

お怪我やご病気に関してはもちろん、利用できる公共サービス等に関しても安心してご相談ください。

 

◆リハビリ設備◆

当クリニックのリハビリ室でご用意している物理療法機器を一部ご紹介いたします。

◎マイクロ
電磁波のマイクロ波を損傷部位に照射する装置を使い、痛みの軽減を図る機器となっています。

照射により水分を高速で振動させ、熱が発生することで部位を深いところから温めることができます。電子レンジと同じ仕組みです。
部位が温められることによって血行が改善され、筋肉の緊張や関節痛が軽減する効果が期待されます。

対象部位:頸部、腰、肩、膝
対象疾患:腰痛、打撲、捻挫、脱臼、骨折、リウマチ、変形性関節症、肩関節周囲炎、腱鞘炎など

 

 

◎けん引
痛みのある頸部・腰をゆっくりと引っ張り、神経への圧迫が原因の痛みを軽減するリハビリです。
部位を引っ張ることによって、軟部組織である椎間板への圧迫の軽減や、骨の変形に対する矯正が行われ、痛みが軽減されます。
また、痛みを軽減させるだけでなく、血行をよくする効果もあります。

対象部位:頸部、腰
対象疾患:椎間板ヘルニア、腰痛、坐骨神経痛、椎間板変性疾患、椎間関節障害など

 

 

◎干渉波
周波数帯の異なる電流を患部に流すことで、筋肉がほぐされて血流が促進され、痛みを軽減させるリハビリです。
青色と黄色のパッドから出る電流の周波数帯はそれぞれ異なっており、それらが干渉しあうことから干渉波と呼ばれています。
パッドを貼る位置は調整可能なので、特定の患部において高い効果を上げることも期待できます。

対象部位:頸部、腰、肩、肘
対象疾患:変形性腰椎症、頸椎脊柱管狭窄症、腰痛、関節痛、頚椎椎間板ヘルニア、末梢神経麻痺、ムチ打ち症など

 

 

 

◎ホットパック
ゲルや熱線などが入った物を暖めて体に接触させ、患部を表面から温めるリハビリです。
温めることによって患部の血行が良くなって筋肉の緊張がほぐれ、それによって痛みが軽減されます。

対象部位:腰、膝
対象疾患:打撲、捻挫、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛など

 

 

◎ウェルダー
「磁気+振動+温熱」の3種類を、患部に同時に与えることによって痛みを軽減させるリハビリです。
温熱で血行を促進し、振動でマッサージ効果、さらに磁気で自律神経の働きを改善するという相乗効果が期待できます。

対象部位:肩、膝、肘
対象疾患:肩こり、関節痛など

 

 

◎メドマー
空気圧を利用して、下腿に一定の圧力を与えてマッサージするリハビリです。
足に溜まったリンパや血液、水分を中枢に戻します。

対象部位:下腿
対象疾患:浮腫(むくみ)、血行不良など

 

◎ウォーターベッド
水圧を利用して全身マッサージを行うリハビリです。
ベッドには大量の水が入っており、施術中の水に浮いたような感覚が特徴です。
痛みが強い方でも利用でき、リラックス効果もあります。

対象部位:全身
対象疾患:変形性腰椎症、筋膜性腰椎症、腰痛、肩こりなど

 

◎SSP
SSP電極と呼ばれる電極を、ツボや痛みのある部位に押し当て、低周波での刺激を与えるリハビリです。
このSSPを用いた療法は、「刺さない鍼治療」とも呼ばれています。

対象部位:腕、指、足裏、足首
対象疾患:肩こり、腰痛、頚椎捻挫、坐骨神経痛、膝関節痛など

 

◎個別運動療法
セラピストが個別に介入させて頂く施術となります。

運動療法を主として、自宅でできる訓練のご案内や必要な機器の選定等、幅広く対応可能です。

当院には経験豊富なセラピストが在籍しており、患者さんにとって最適なメニューを考えて施術を行います。

対象部位:全身、全身の関節
対象疾患:関節痛、筋肉痛など

 

ここで一つ豆知識!

リハビリをする上で、療法士の方に施術して頂きますが、

理学療法士と作業療法士ってどんな違いがあるのでしょうか?

 

理学療法士と作業療法士の間には、役割と焦点に明確な違いがあります。以下にその主な違いを示します。

  1. 目的:

    • 理学療法士: 患者の動きや機能を改善または回復させることに焦点を当てています。主に筋骨格系の問題、運動機能の障害、神経学的な問題などを対象にしています。
    • 作業療法士: 患者が日常生活の活動(ADL: Activities of Daily Living)を自立して行えるようにすることに焦点を当てています。これには身の回りの活動、仕事、趣味、社交活動などが含まれます。
  2. アプローチ:

    • 理学療法士: 運動療法、筋力トレーニング、関節の可動域の拡大、平衡訓練、疼痛管理などが主な治療方法として用いられます。
    • 作業療法士: 日常生活のスキルを向上させるためのトレーニング、適応器具の提供、環境の調整、認知能力の向上のためのトレーニングなどが行われます。
  3. 対象とする疾患や障害:

    • 両方の職種が多様な疾患や障害を対象としていますが、そのアプローチや治療の目的が異なります。
  4. 治療の場所:

    • 理学療法士や作業療法士は、病院、リハビリテーションセンター、介護施設、学校、患者の自宅など、さまざまな場所で治療を提供しますが、その焦点や目的に応じて治療の内容や方法が異なります。

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