メニュー

ぎっくり腰の治療

ぎっくり腰の治療

ぎっくり腰は、突然の激しい腰痛を伴う症状で、医学的には急性腰痛として分類されます。一般的には、重い物を持ち上げたり、急に体をひねったりすることによって、腰の筋肉や靭帯に過度な負担がかかり、激しい痛みを引き起こします。

外国では「魔女の一撃」なんて言い方もしますが、本当に電撃がほとばしる衝撃が体中を駆け巡りますよね。

 

ぎっくり腰の症状

ぎっくり腰の主な症状は、突然の激しい腰痛です。痛みは腰部に集中することが一般的ですが、場合によっては、臀部や大腿部にも痛みが広がることがあります。

痛みの性質は、鈍痛、鋭痛、疼痛など様々ですが、多くの場合、痛みが激しく、動くことが困難になるほどです。

ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰の原因は、腰の筋肉や靭帯に過度な負担がかかることです。

もっと具体的に、どんなシチュエーションでぎっくり腰になりやすいか、考えてみたいと思います。

ぎっくり腰になりやすいシチュエーションは以下の通りです。

  1. 重いものを持ち上げる時: 特に、腰を丸めて持ち上げると、腰に非常に負担がかかります。

  2. 急に体をひねる動作: 腰を中心に体を急にひねる動作は、腰の筋肉や靭帯に過度な負担をかける原因となります。

  3. 長時間同じ姿勢でいる: 長時間座ったり立ったりしていると、腰に負担がかかります。

  4. 運動不足: 筋力が不足していると、腰を支える筋肉が弱く、ぎっくり腰になりやすくなります。

  5. 疲れている時: 体が疲れていると、筋肉が硬くなり、腰に負担がかかりやすくなります。

  6. 冷えている時: 体が冷えていると、筋肉が硬くなり、腰に負担がかかりやすくなります。

以上のようなシチュエーションでは、ぎっくり腰になりやすいので、注意が必要です。

ぎっくり腰のリスク要因

ぎっくり腰になりやすい人の特徴として、以下のようなリスク要因が挙げられます。

  • 年齢: 中高年である
  • 性別: 男性でも女性でもなりやすい人はなりやすいですね
  • 体重: 過体重である
  • 職業: 物理的な労働をする
  • 運動不足: 筋力が不足している
  • 疲労: 体調が万全でない

ぎっくり腰の診断

ぎっくり腰の診断は、主に症状や体の状態をもとに、医師が行います。具体的な診断方法としては、以下のようなものがあります。

  • 問診: 症状や過去の病歴、体調などを尋ねる
  • 視診: 体の状態を視覚的に確認する
  • 触診: 腰部の筋肉や靭帯を触ることで、痛みの部位や状態を確認する

また、場合によっては、レントゲンやMRIなどの画像診断を行うこともあります。ぎっくり腰になると動きがかなり制限されるので、レントゲンやMRIなどの

検査機器に移動するのも一苦労ですよね。

ぎっくり腰の治療

ぎっくり腰の治療は、以下のような方法が一般的です。

  • 安静: 腰部に負担をかけないよう、横になって安静にする
  • 冷却: 痛みの部位に冷たいものを当てることで、痛みや腫れを和らげる
  • 痛み止め: 痛みを和らげるための薬を服用する
  • 湿布: 痛みの部位に湿布を貼ることで、痛みや腫れを和らげる

また、痛みが落ち着いたら、軽いストレッチングや運動を始めることも重要です。しかし、動き始めは要注意です。さらに追撃が来ないように、ゆっくりゆっくり動き始めることが重要です。

 

ぎっくり腰の時にコルセットを選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  1. サイズ: 自分の体に合ったサイズを選びましょう。サイズが合っていないと、きちんとしたサポートが得られず、逆に症状を悪化させる可能性があります。

  2. サポート力: ぎっくり腰の症状に合わせて、適切なサポート力のコルセットを選びましょう。腰の痛みが強い場合は、強いサポート力のコルセットが適しています。

  3. 素材: 通気性が良く、吸汗速乾性のある素材を選びましょう。また、伸縮性がある素材を選ぶと、動きやすさが向上します。

  4. 機能: コルセットには、様々な機能が付いているものがあります。例えば、腰の保温、筋肉の緊張を和らげる、姿勢をサポートするなど。自分の症状に合わせて、適切な機能のコルセットを選びましょう。

  5. デザイン: 着用時の違和感を避けるため、自分の体型に合ったデザインのコルセットを選びましょう。

以上のポイントを参考に、ぎっくり腰の時のコルセットを選んでください。

ぎっくり腰の予防

ぎっくり腰を予防するためには、以下のようなことに注意することが大切です。

  • 正しい姿勢を心がける
  • 運動をする
  • 筋力をつける
  • 体重を管理する
  • 疲れをためない

ぎっくり腰の発生人数

ぎっくり腰の発生人数は、国や地域、年代、職業などによって異なります。

一般的には、成人の10%〜20%程度が、1年間に少なくとも1回はぎっくり腰になると言われています。

ただし、これはあくまで目安であり、実際の数値は、多くの要因によって変わります。

例えば、日本では、成人の約25%が、1年間に1回以上ぎっくり腰になっているとされています。一方、アメリカでは、成人の約80%が、生涯に一度はぎっくり腰になるとされています。

まとめ

ぎっくり腰は、突然の激しい腰痛を伴う症状で、腰の筋肉や靭帯に過度な負担がかかることが原因です。治療は、安静、冷却、痛み止め、湿布が一般的ですが、痛みが落ち着いたら、軽いストレッチングや運動を始めることも重要です。

また、ぎっくり腰を予防するためには、正しい姿勢を心がける、運動をする、筋力をつける、体重を管理する、疲れをためないことが大切です。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME