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6月28日 スタッフコラム 貿易記念日 - 貿易と疫病、その影響と対策

[2023.06.28]

みなさん、こんにちは

町田市にあるけど南多摩クリニックの統括事務長です。

日ごろ思ったことをコラムにして残しておきたいと考え、不定期に書いていこうと思いますので、宜しくお願い致します。

 

6月28日は日本の「貿易記念日」です。この日は、1869年に神戸港が開港し、日本が近代国際貿易を開始した記念日として定められました。近代的な国際貿易の進展により、我々の生活は飛躍的に豊かになりましたが、それと同時に新たな課題も生じました。今回はその一つ、貿易と疫病の関係について考えてみましょう。

歴史を遡ると、疫病の拡大と交易路の開設は密接に結びついています。中世ヨーロッパの「ペスト」の大流行は、シルクロードという交易路を通じて病原体が拡散した一例です。また、16世紀の新大陸開拓時にヨーロッパ人が持ち込んだ病気は、先住民族に甚大な影響を及ぼしました。

現代でもこのパターンは変わりません。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な大流行は、グローバル化が進んだ現代社会の象徴とも言えます。国際貿易の盛んな航空ルートや海路を通じ、ウイルスはあっという間に地球全体に広がりました。

貿易と疫病のこのような関係性は、国際貿易を通じた経済発展と公衆衛生との間にバランスを求める必要性を示しています。疫病の発生と拡大を防ぐためには、国際貿易の枠組みを再考し、適切な対策を講じることが求められます。

具体的には、貿易のルートや交易量を監視し、異常なパターンが見られたときには早期に警告する仕組みが必要となります。また、貿易ルートを通じた感染症の拡大を防ぐための規制や制度を整備することも重要です。

さらに、グローバルヘルスにおける国際協力の強化も欠かせません。疫病は国境を越えて広がるため、その対策もまた国境を越えて行われるべきです。疫病の早期発見と対策、ワクチンの開発と配布などは、国際社会全体で取り組むべき課題です。

貿易記念日は、我々が貿易の利益とリスク、そのバランスを再評価する契機となるでしょう。国際貿易が持続的に発展を遂げるためには、公衆衛生への配慮と対策が不可欠です。

 

南多摩クリニックでは、現在新型コロナウイルスのワクチン接種を実施しております。

対象は65歳以上の方や、医療従事者の方となっております。

もし、ワクチン接種したい方は、町田市の予約センターに申し込みをしてください。

申し込み後、南多摩クリニックでワクチン接種できますので、気軽にお越しください。

 

それでは、また次回!


町田にあるけど南多摩クリニックでした

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