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6月27日 スタッフコラム 日照権の日 - 太陽光と栄養素の重要性について

[2023.06.28]

みなさん、こんにちは

町田市にあるけど南多摩クリニックの統括事務長です。

日ごろ思ったことをコラムにして残しておきたいと考え、不定期に書いていこうと思いますので、宜しくお願い致します。

 

日本では6月27日は「日照権の日」と呼ばれています。これは建築基準法改正(1972年)により、日本で初めて「日照権」が法制化されたことを記念する日です。日照権とは、住宅などが適度な日光を享受できる権利を指し、これは人々の健康と生活の質に大きく影響します。

特に健康における太陽光の役割は、私たちが生活する上で絶対に欠かすことのできないものです。その一つが「ビタミンD」の生成に関連しています。

ビタミンDは、骨の健康を維持するために必要な栄養素であり、主に太陽の紫外線Bを皮膚で受けることで体内で生成されます。ビタミンDが不足すると骨粗しょう症や骨軟化症といった骨の健康問題が生じる可能性があります。

さらに、ビタミンDは免疫機能の正常な機能維持にも役立ち、最近の研究では心臓病やうつ病、さらには一部のがんに対する予防効果も示唆されています。

しかし、食事からビタミンDを摂取することは難しく、特に魚類などにしか含まれていないため、日光浴がビタミンDの主要な供給源となるのです。

また、日光は私たちの精神的な健康にも影響を及ぼします。日光浴はセロトニンの生成を促進し、これは私たちの心を明るくし、幸せな気分をもたらします。セロトニンの不足はうつ病の一因とも考えられています。

したがって、日光は私たちの生活において重要な役割を果たします。ただし、太陽光の過度な曝露は皮膚がんのリスクを高めるため、適度な日光浴と適切な紫外線対策が必要です。

日照権の日は、日光の重要性と適切な日光浴の方法を再確認する機会でもあります。健康的な生活を送るためには、自然との関わりが欠かせません。太陽の恵みを受けながら、健康な生活を楽しむためのバランスを見つけましょう。

 

日光を長時間浴び続けたら、知らず知らずのうちに熱中症や脱水症状になっている場合があるかもしれませんので、気を付けてくださいね。

 

もし、体調を崩されたら南多摩クリニックでは、内科医、整形外科医がおりますので、気軽にお越しください。

 

それでは、また次回!


町田にあるけど南多摩クリニックでした

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