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3/15は靴の日 ぜひ自分の足にフィットした靴を選んで健康に過ごしましょう

[2024.03.15]

みなさん、こんにちは

町田市木曽西にあるけど南多摩クリニック・整形外科・内科・リハビリテーション科の統括事務長です。

日ごろ思ったことをコラムにして残しておきたいと考え、不定期に書いていこうと思いますので、宜しくお願い致します。

 

3月15日は「靴の日」、日常生活において欠かせない靴の健康への影響について考える良い機会です。靴は単なるファッションアイテムではなく、私たちの足と全身の健康に深く関わっています。適切な靴選びと靴の使い方は、足のトラブルを防ぎ、快適な歩行を支える重要な要素です。

まず、靴が合わないことで起こる問題には、足の痛み、まめ、爪の変形などがあります。これらは単に不快なだけでなく、長期的には足の骨格や姿勢に悪影響を与えることがあります。特に、狭すぎる靴や高すぎるヒールは、足の指の自然な動きを妨げ、足の筋肉や関節に負担をかける原因となり得ます。また、足の形に合わない靴は、歩行時のバランスを崩し、腰痛や膝の痛みを引き起こすこともあります。

適切な靴を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。まず、足のサイズを正確に測定し、足の形に合った靴を選ぶことが重要です。サイズは一生変わらないというわけではなく、年齢や体重の変化、妊娠などによって変わることもありますので、定期的な測定が推奨されます。また、靴を選ぶ際には、足の幅や甲の高さも考慮することが大切です。

さらに、快適な歩行のためには、靴の素材や構造も重要です。通気性の良い素材を選ぶことで、足の蒸れを防ぎ、皮膚トラブルを減らすことができます。また、柔軟性とサポート性のバランスが取れた靴は、足の動きを妨げずに適切なサポートを提供します。

特に日常的に長時間履く靴の場合は、足への影響を最小限に抑えるため、中敷きのクッション性やアーチサポート、適切なヒールの高さも考慮すると良いでしょう。適度なクッション性がある靴は、歩行時の衝撃を和らげ、足や膝、腰への負担を軽減します。また、足のアーチを支えることで、足の疲労を減らし、長時間の立ち仕事や歩行による足の痛みを予防することが可能です。

靴が合わないことによる足のトラブルに対処するには、まず靴選びの見直しや、適切な靴の使い方が基本です。しかし、既にトラブルが発生している場合は、専門の足病医や整形外科医の診察を受けることをお勧めします。

専門家によるアドバイスや治療は、足のトラブルを正確に把握し、適切なケアや靴選びへと導いてくれます。また、オーダーメイドの中敷きやカスタムシューズを推奨される場合もあります。これらは足の特定の問題に合わせて作られ、足の健康を維持するために非常に効果的です。

健康な足のためには、靴選びだけでなく日常生活での足のケアも重要です。適度なストレッチやマッサージは血行を良くし、足の筋肉をほぐすことに役立ちます。また、長時間同じ姿勢での立ち仕事や座りっぱなしは、足の健康に良くありません。適度に休憩を取り、歩くことで足の筋肉を動かすことが重要です。

足は私たちの体を支え、日々の活動を可能にする基礎です。そのため、足に合った靴を選び、適切にケアすることは、全身の健康維持につながります。足のトラブルはしばしば姿勢の問題や背中、腰の痛みに影響を及ぼし、それらがさらに他の健康上の問題を引き起こすこともあります。その意味で、靴選びは単なる足の快適さを超え、全体的な健康と幸福感に大きく寄与します。

今日、「靴の日」を機に、あなたの足と靴選びを見直してみるのはいかがでしょうか。自分の足に合った靴を選び、適切なケアを心掛けることで、健康な歩行と活動的な生活を支える一歩を踏み出すことができます。足と靴へのちょっとした注意が、日々の生活の質を大きく向上させるかもしれません。

 

それでは、また次回!


町田市木曽西にあるけど南多摩クリニック・整形外科・内科・リハビリテーション科の統括事務長でした。
(JR古淵駅、淵野辺駅、町田駅から車で10~20分です)

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