7月8日 スタッフコラム 長寿の秘訣 - 那(7)覇(8)の日を祝う
みなさん、こんにちは
町田市にあるけど南多摩クリニック・整形外科、内科、リハビリテーション科の統括事務長です。
日ごろ思ったことをコラムにして残しておきたいと考え、不定期に書いていこうと思いますので、宜しくお願い致します。
7月8日、今日は那覇の日です。
琉球王国の旧都で、現在は沖縄県の県庁所在地として賑わう那覇市。ここでは毎年、市民一人一人が自分たちの街を讃え、共同体の強さと誇りを再確認する日として、この日を祝います。
沖縄は世界的に「長寿の島」として知られています。WHOのデータによれば、沖縄県の人々は全世界で最も高齢まで生きる傾向があります。では、なぜそんなに長生きできるのでしょうか?長寿の秘訣は何なのでしょうか。
まずは食生活です。沖縄の食事はバランスが取れており、特に野菜と海藻の摂取が多いです。また、伝統的な食事には豆腐や魚などのたんぱく源が含まれており、その中でも特に「ゴーヤ」や「ウコン」などの抗酸化作用が強い食材が使用されています。さらに沖縄県民は「ハラハチブンメ」という言葉を大切にしており、これは「八分目までお腹を満たす」という意味で、適度な食事量を心掛けることを示しています。
次にコミュニティの絆があげられると思います。沖縄では地域社会が強く結束しています。人々はお互いを助け合い、高齢者も地域の一部として尊重され、その知識と経験が重視されます。これは彼らが孤独に感じることなく、自己価値を持ち続けることを可能にしているようです。
さらに適度な運動運動ですね。沖縄の人々は日常的に適度な運動をしています。これは農作業、庭仕事、または伝統的な踊りであるエイサーやカラテなどを通じて行われます。定期的な活動は心と体の健康を維持するのに役立ちます。
最後に、人生の目標(イキガイ)ですね。沖縄の人々は「イキガイ」を持って生活しています。「イキガイ」とは、「生きがい」や「生きる目的」を意味する言葉で、これは彼らが毎日起きて活動する理由を提供します。自分のイキガイを見つけることは、健康で充実した長寿にとって重要な要素です。
那覇の日には、これらの長寿の秘訣が特に強調されます。地元の料理を共有し、地域社会の絆を深め、伝統的な踊りを通じて運動を楽しみ、そしてお互いのイキガイを祝います。これはただの祭りではなく、それぞれの存在を尊重し、共有することで長寿と幸せを追求する文化的な一日です。
那覇の日は、那覇市民だけでなく、全世界にとっても重要な教訓を提供します。それは、健康と幸せを追求するための方法として、食事、コミュニティ、適度な運動、そして人生の目的(イキガイ)の価値を思い出させてくれます。私たちがこれらの原則を自分たちの生活に取り入れることで、沖縄のような長寿の社会を形成することができるでしょう。
7月8日、那覇の日。今日は那覇の素晴らしさと沖縄の長寿の秘訣を祝いましょう。そしてそれらの価値が私たち自身の生活にどのように適用できるかを考え、健康で充実した生活を送るための新たな一歩を踏み出す絶好の機会としましょう。
あ~ゴーヤチャンプルーが食べたくなってきました。昔は苦みが苦手でしたが、最近はおいしく感じるようになりました。
夏バテしないためにも、しっかり食べて元気に過ごしましょう!
それでは、また次回!
町田市木曽西にあるけど南多摩クリニック・整形外科、内科、リハビリテーション科の統括事務長でした。