8月11日 スタッフコラム 山の日特集:登山中によくある怪我とその対処法、予防方法
みなさん、こんにちは
町田市木曽西にあるけど南多摩クリニック・整形外科・内科・リハビリテーション科の統括事務長です。
日ごろ思ったことをコラムにして残しておきたいと考え、不定期に書いていこうと思いますので、宜しくお願い致します。
登山は自然を満喫する絶好のアクティビティですが、山は時に厳しい環境をもたらします。そのため、登山者はさまざまな怪我のリスクにさらされることがあります。今回は、登山中によくある怪我とその対処法、そして予防方法について解説します。
1. 捻挫
特徴:足をひねることによって靭帯が伸びるまたは裂けることが原因です。特に、不整地や岩場での足の置き場所を誤ると発生しやすい。
対処法:冷やして腫れを抑え、関節を安定させるために圧迫バンデージやテーピングをします。重症の場合は、速やかに下山・受診が必要です。
予防方法:トレッキングシューズや登山靴を適切に選び、適切なテーピングを行う。また、歩くときには足元をしっかりと確認する。
2. 転倒による骨折や打撲
特徴:岩場や急な斜面での転倒が主な原因です。
対処法:転倒した部位が痛む場合、無理に動かさずに固定します。重症の場合は速やかに救助を呼びます。
予防方法:ステッキやピッケルの使用、ルート選びや歩行テクニックの習得が重要です。
3. 熱中症
特徴:高温・多湿の条件下での行動や、水分摂取不足から発生します。
対処法:涼しい場所で休息し、少しずつ水分や塩分を補給します。症状が重い場合は、速やかに救助や受診が必要です。
予防方法:適度な休憩を取りながら、こまめに水分・塩分を摂取すること。また、帽子や日除けを使用して直射日光を避ける。
まとめ
登山は適切な準備と知識があれば、多くのリスクを軽減することが可能です。山の日を迎えるこの機会に、安全な登山のための基本を再確認し、自然との調和を楽しみながら、美しい山々を存分に味わいましょう。安全第一の心構えで、素晴らしい登山体験を。
それでは、また次回!
町田市木曽西にあるけど南多摩クリニック・整形外科・内科・リハビリテーション科の統括事務長でした。
(JR古淵駅、淵野辺駅、町田駅から車で10~20分です)