かぜ・発熱・のどの痛み
その熱は、かぜ?
インフル?コロナ?
症状が重なるため、見た目だけで確実に区別することはできません。ただし、傾向にははっきりした違いがあります。まずはご自身の症状がどれに近いかを確かめてみてください。
こんな症状はありませんか
発熱・のどの痛み・咳。迷ったらご相談ください
- 急に38℃以上の熱が出た
- のどが痛くて、つばを飲み込むのもつらい
- 咳が長引いている
- 関節や筋肉が痛み、体がだるい
- 家族や職場で同じ症状の人が出ている
- 熱は下がったのに、また上がってきた
- 持病があり、重症化が心配
- 検査を受けるべきか迷っている
かぜ・インフルエンザ・新型コロナの見分け方
この3つは症状が重なるため、見た目だけで確実に区別することはできません。ただし、傾向には違いがあります。
見分けるための3つのポイント
- 発症の仕方 … 突然なのか、じわじわ悪くなったのか。インフルエンザは「突然」が特徴です。
- 全身症状の強さ … 関節痛・筋肉痛・強いだるさが前面に出ていれば、インフルエンザの可能性が上がります。
- 周囲の流行状況 … ご家族や職場、学校で同じ症状の方が出ていないか。診断の大きな手がかりになります。
ただし、これはあくまで傾向です
高熱が出ないインフルエンザも、全身症状が強いかぜもあります。最終的には検査と診察で判断します。
検査を受けるタイミング
症状が出てから、これくらい経過してからのほうが正確です
インフルエンザや新型コロナの検査は、発症からあまりに早い時期だと、感染していても陰性に出ることがあります。ウイルスの量が十分に増えていないためです。
熱が出てすぐに受診して陰性だった場合でも、症状が続くときは改めてご相談ください。
ただし、待たなくてよい場合もあります
症状が強いとき、持病のある方、ご高齢の方、妊娠中の方は、時間を待たずに受診してください。検査の要否やタイミングは診察のうえで判断します。
のどの痛みで注意したい病気
のどの痛みの多くはウイルス性で自然によくなりますが、次のような場合は別の対応が必要です。
- 溶連菌感染症のどの痛みと発熱が強いのに、咳や鼻水が少ないという組み合わせが特徴です。抗菌薬による治療が必要になります。お子さまに多く見られます。
- 扁桃炎扁桃が赤く腫れ、白い膿が付着することがあります。強い痛みで食事がとりにくくなります。
- 急性喉頭蓋炎まれですが緊急性の高い病気です。つばを飲み込むのもつらい、息が苦しい、声がこもるといった症状があれば、すぐに医療機関を受診してください。
こんなときは早めに受診してください
様子を見ずにご相談ください
- 38℃以上の熱が3〜4日以上続いている
- 息苦しい、呼吸が速い、胸が痛い
- 水分がとれない、尿が出ていない
- ぐったりして反応が鈍い、意識がはっきりしない
- つばも飲み込めないほどのどが痛い
- 一度よくなったのに、再び熱が上がってきた
糖尿病・心臓や肺の持病がある方、妊娠中の方、ご高齢の方は、重症化を防ぐため早めの受診をおすすめします。
知っておいていただきたいこと
抗菌薬(抗生物質)はかぜには効きません
かぜの原因はウイルスであり、細菌に効く抗菌薬は効果がありません。不要な抗菌薬の使用は、下痢などの副作用や、薬が効きにくい細菌を増やす原因になります。
当院では、細菌感染が疑われる場合に限って処方しています。
解熱剤はどう使えばいい?
発熱はウイルスと戦うための体の反応なので、熱があるからといって必ず下げなければいけないわけではありません。つらくて眠れない、水分がとれないといったときに使うのが基本です。
持病やほかのお薬との関係もありますので、迷ったらご相談ください。
鼻水が長く続くとき
透明な鼻水やくしゃみが長く続き、熱が出ない場合は、かぜではなくアレルギーの可能性もあります。花粉症・アレルギー性鼻炎もあわせてご覧ください。
体の片側がピリピリ痛むとき
発熱とともに体の片側だけがピリピリ痛む場合、帯状疱疹のことがあります。発疹が出る前は診断が難しいため、痛みが続くようならご相談ください。
当院での診療
南多摩クリニックでは、発熱や咳、のどの痛みの診療を行っています。問診と診察のうえ、必要に応じて検査を行い、症状に合わせた治療をご提案します。
診察の結果、入院や専門的な治療が必要と判断した場合には、適切な医療機関をご紹介し、連携をとりながら対応いたします。
発熱のある方へのお願い
感染対策のため、受診方法をご案内する場合があります。ご来院前にお電話でご確認いただけますと幸いです。
迷ったら、まずお電話ください
受診の要否や、検査のタイミングについてもお答えします。
042-793-7776平日 9:00〜13:00/14:30〜18:00 土曜 9:00〜13:00(受付は終了30分前まで)
かぜを予防するために
- 手洗いを習慣にもっとも効果が確かめられている方法です。外出後、食事前に。
- 室内の乾燥を防ぐ空気が乾くとのどの防御機能が落ち、ウイルスが広がりやすくなります。
- 睡眠と食事を整える免疫の力は体調に左右されます。無理が続いているときほど注意を。
- 人の多い場所ではマスクを流行期は特に。
- 気温差に備える急な気温変化で体調不良もご覧ください。
- ワクチンを活用するインフルエンザと新型コロナは、ワクチンで重症化を防げます。
接種時期や料金はインフルエンザワクチン・コロナワクチンのページをご覧ください。そのほかのワクチンについては予防接種でご案内しています。
夏場の発熱やだるさでは、感染症ではなく熱中症のこともあります(熱中症かと思った時の対処法)。
よくあるご質問
内科で扱うそのほかの症状については一般的な内科の病気をご覧ください。
