季節ごとに気をつけたい体調管理のポイント
体調をくずしやすい時期は、季節ごとにある程度決まっています。あらかじめ知っておくと、備えることができます。
春(3月〜5月)
花粉症
スギは2月から4月、ヒノキは3月から5月が中心です。症状が出てからではなく、飛散が始まる前から薬を始めておくと、シーズン中が楽になります。詳しくは花粉症・アレルギー性鼻炎をご覧ください。
気温差による不調
春は一日の中の気温差が大きく、自律神経が乱れやすい時期です。だるさ、頭痛、寝つきの悪さが出やすくなります。急な気温変化で体調不良、どのように対応すればいい?もあわせてどうぞ。
新生活による疲れ
環境の変化が重なる時期です。睡眠時間を削って対応していると、体調をくずしやすくなります。
夏(6月〜8月)
熱中症
屋外だけでなく、室内でも起こります。特にご高齢の方は暑さやのどの渇きを感じにくくなるため、時間を決めて水分をとることが大切です。熱中症かと思った時の対処法をご確認ください。
冷房による冷え
室内外の温度差で自律神経が乱れ、だるさや肩こり、腰痛が出やすくなります。冷房の風が直接当たらないようにし、羽織るものを用意しておきましょう。
夏バテと食事
そうめんやアイスだけで済ませていると、たんぱく質やビタミンが不足します。骨と血管によい食べ物とは?も参考にしてください。
秋(9月〜11月)
気温低下による痛みの悪化
気温が下がると筋肉が硬くなり血流も落ちるため、腰痛や肩こり、ぎっくり腰の相談が増えます。朝いちばんに重いものを持ち上げるのは避け、動く前に軽く体を動かしてください。詳しくはぎっくり腰になったら安静にすべき?をご覧ください。
予防接種の準備
インフルエンザワクチンは10月ごろから接種が始まります。効果が出るまで2週間ほどかかるため、流行前の接種をおすすめします。インフルエンザワクチン・コロナワクチンをご確認ください。
秋の花粉
ブタクサやヨモギは8月から10月が中心です。「春だけだと思っていたら秋もつらい」という方は、別の植物が原因かもしれません。
冬(12月〜2月)
かぜ・インフルエンザ
空気が乾燥するとのどの防御機能が落ち、ウイルスが広がりやすくなります。加湿と手洗いが基本です。かぜ・発熱・のどの痛みで見分け方を解説しています。
転倒と骨折
厚着で動きにくく、路面が凍ることもあり、転倒が増える季節です。ご高齢の方の転倒は骨折につながります。転倒を予防するには?もご覧ください。
ヒートショック
暖かい部屋から寒い脱衣所、熱い湯船へと移動すると、血圧が大きく変動します。脱衣所を暖めておく、湯温を41度以下にする、といった対策が有効です。血圧の高い方やご高齢の方は特にご注意ください。
季節を問わず大切なこと
- 睡眠 … 寝具が体に合っていないと、腰痛や肩こりの原因になります
- 入浴 … 体を温めることは血流の改善に役立ちます。ただし急性の炎症があるときは温めすぎないように
- 歯と口の手入れ … 口の中の状態は全身の健康につながります
- 目と耳 … 見えにくさや聞こえにくさは、転倒や閉じこもりの原因になります
- 年1回の健康診断 … ご自身の誕生日の前後など、時期を決めておくと忘れません
健診で指摘を受けた方は健康診断で異常を指摘された方へをご覧ください。
当院での診療
南多摩クリニックは整形外科・内科・リハビリテーション科を併設しています。「何科にかかればいいか分からない」という症状も、まとめてご相談いただけます。
内科で扱う症状については一般的な内科の病気をご覧ください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の診断・治療に代わるものではありません。
※症状の経過には個人差があります。気になる症状がある場合は医療機関を受診してください。
